柿踏み日誌

フミフミ

ブログ名を悩みました

はてなのアカウントはかなり前から持っていたものの、ちゃんとはてなブログをはじめるのは初めて。

というのも、他のブログサービスでブログを書いていたから。

はてなブログはクローズで自分用メモのような使い方ばかりしていました。

 

今は他で続けていたブログも止まってしまい、しばらくは外へ向けての発信はツイッターぐらいしかしていませんでした。

 

最近、またブログを書きたいという気持ちが出てきて、どうせなら一から始めてみようと思い、はてなブログを選びました。

 

元々アカウントは持っていたからブログ設定は簡単だと思っていたら、いきなり手が止まってしまいました。

 

 

ブログ名…どうしよう…。

 

 

ブログ名を入力するところで止まって前に進めない。

 

〜のブログ

〜の日記

 

普通すぎてピンとこない。

 

なにかテーマがあればその言葉をつけるのもひとつの手だけど、特にテーマもない。

いっそ、突拍子もない意味不明なブログ名にしてみるとか。

自分が書く文章に合わないブログ名もいやだしな。

 

ブログ名なんてなんでもいいと思いつつ、なかなか決められない。

 

困った時はネットでググれ、ということで「ブログ名 決められない」というワードで検索。すると、ブログ名を決める時のポイントをまとめた記事やジェネレーターが出てきました。

 

うーん、多少は参考になったけど、どれもなぁ…。

 

 

自分の名前やアカウント名をブログ名に使うのは好きじゃない。

だけど自分らしさは匂わせたい。

ということで、名前以外で自分に関わることから連想してみることにしました。

 

で、思いついたのは好きな季節。

生まれたのが秋で、そのせいかわからないけど四季の中では秋が好き。

ということで秋に関するものを思い浮かべてみる。

 

紅葉、落ち葉、葡萄、栗、柿…。

 

この中だと柿がいいな。

味はブドウのほうが好きだけど、造形的に柿って美しいと思って。

特にあの色。

枝にたわわに実ってる景色もいいし、葉の落ちた枝に一つ二つだけ柿の実が残ってる風情もいい。

 

ということで、今度は柿にまつわる言葉を検索。

柿という字が付く言葉はけっこうあるんだけど、柿の種類に関するものが多い。

甘柿、渋柿、黒柿、筆柿、富有柿、次郎柿…

 

違うな。

 

初心に戻って?Wikipediaで「カキノキ」を調べてみる。

ほとんどは学術的なことが書いてある。

その中の「分布・生育地」のところの最後に

俗に「柿の木は竈(かまど)の煙の当たるところを好む」「根元を踏むと実がよくなる」などと言われている

Wikipedia カキノキ

初めて聞いたことだったのでへぇと感心つつ、これは使えそうとピンときました。

 

柿の木の根元を踏むと実がよくつく

 

これって本当なのかな?と思い、他にもこういうことが書いてあるサイトはないかと調べると

 

「(柿の木の根元を踏むと)実がよくつく、実が甘くなる」という話を老人から聞いたという話が少しだけど見つかりました。

科学的に実証されているわけではなく、昔からの言い伝えとしてはあるようです。

 

その由来ははっきりしませんが、人里離れた山の中の柿の木よりも、人家に近くて根元付近を人が通って踏み固められた柿の木のほうがよく実がついていたから、ということらしいです。

 

この言い伝えが気に入って、

 

私も実がたくさん付くように、実があまくなるように根元を踏み固めたい、

 

という気持ちから、このブログの名前を「柿踏み日誌」に決めました。

 

なので、柿の実を踏むんじゃなくて、柿の木の根元を踏む、という意味です。
(なにも知らずにブログ名を聞いたら実を踏むと思われそう。)

 

悩んで名前をつけたブログですが、この先続けていけるのか?実はあまり自信がありません。

 

でもまぁ、あまり気負わずに気楽に続けていければいいなと今は思っています。