柿踏み日誌

フミフミ

対話型AIで対話できるのか?

近頃ネットで話題の対話型AI。

 

AI(artificial intelligence=人工知能)という言葉はかなり前から使われてきたけど、ネットでよく話題になり始めたのはやはり令和になってからのここ数年のこと。

 

正直な話、私はあまりAIを理解していなくて根本的にどういう原理で処理されているのさっぱりわかっていません。

そういう理屈がわからない人でも手軽に使えるようになってきたから、AIの話題が増えたのでしょうけどね。

 

まず去年(2022年)ぐらいから画像生成AIが注目され始めました。テキストで説明したことをAIが判断して画像にしてくれるアレです。

 

インターネット上から画像を探して出してくれる検索機能(画像検索)ではなく、実際には存在しない画像をAIが新しく作り出す(=生成する)機能を持ったツールがネットで公開されました。

 

私も試しにStable Diffusionというサービスを使ってみましたけど、手軽に思い通りの画像を作ってくれる!とはいきませんでした。

 

実際に画像生成AIを試してみてわかったのは、どんな画像を作って欲しいのかを説明する文章、つまりプロンプト(別名「呪文」)を入力するにはいろんなコツが必要で、それを理解してない人間には画像生成AIを使いこなすのはなかなか難しいということです。

 

プロンプトが無くても(写真等から)画像生成してくれるサービスもありますが、制約なしに自由に画像を生成するためには、やはり呪文使いの技術を磨く必要があるように思います。

 

それとは別に、去年末ぐらいから対話型のテキスト生成AIツールが話題になり始めたので、そのうちの一つであるChatGPTを試してみました。

 

ChatGPTは人工知能の研究機関であるOpenAIが提供するツールで、無料登録すれば人工知能と会話するような感覚で質問したことに答えてくれます。

ただし答える内容がすべて正しいわけではなく、デタラメな答えが返ってくることも多いです。

 

「〜について教えて」というような質問の仕方だと、正しいことと間違ってることを混ぜながら答えてきます。

 

その代わりに「遅刻した時に相手を怒らせない謝り方を教えて」みたいな質問には丁寧にアドバイスをしてくれます。

 

画像生成のプロンプトほどのコツはいらないかもしれませんが、答えるのが得意な分野と不得意な分野があるような感じです。

 

最近、話題なのはマイクロソフトのブラウザEdgeと検索エンジンBingにAIが搭載されるというニュースです。

今までのサービスとは違い、EdgeというブラウザでBingを使って手軽に使えるALが答えてくれるのがいいですね。

 

すでに新しいBingを使った人からも高評価で、私も使ってみたくなりました。

しかしながら、今のところ新しいBingを使うには申し込みをして順番待ちをしなければいけない状態。

 

とりあえず順番待ちリストに申し込んで、マイクロソフトのEdgeをインストールしてみました。

 

「そこからかい!」と怒られるかもしれませんが、なんせMacユーザーだったので今までEdgeを使ったことがなかったので…。

昔はMacにはEdgeをインストールできなかった気がするのですが、いつの間にか可能になってました。(調べると2019年にはmacOS版が出ていた模様)

 

ということで、まだAI搭載のBingは触れていないのですが、実際に使ってみてどんな風な感じなのか?ChatGPTとの違いはあるのか?確かめてみたいと思います。

 

ちなみにChatGPTはOpenAIが研究を進めるGPT-3.5という言語モデルを使ってるそうで、新しいBingはその次世代言語モデルGPT-4が使われているそうです。う〜ん、気になる。